GREETING ご挨拶
みなさん、はじめまして。私は浄⼟宗正福寺住職 別府空由です。
1950年2⽉19⽇、⼤分県宇佐市⽷⼝⼭に⽣まれました。
佛縁有って21歳の時、出家求道の⾝となりました。
その後、正福寺には35歳で⼊⼭致しました。⼊⼭当時、正福寺は⼭の上の⼩さな荒寺でした。
⼊⼭してからは阿弥陀佛の殿堂を修復する功徳を望んでいました。
お坊さんとして、住職の真似事のような⽇々を送り続けて今⽇に⾄っています。
恵⼼僧都源信は何故この地に阿弥陀佛霊像を奉安したのでしょうか。その理由は当⼈のみ知るところであります。
しかし、理由無き事は成される道理はないと思い取るべきでしょう。
その理由を、正福寺がどのような⾔い伝えのある場所だったのかという視点から考察してみます。
脳の知覚作⽤に優れたオカルトといわれる分野の⼈たちの中では、
「ここは宇宙の中⼼に結ばれる場所、ヤマトの四⾝の⿓の集う餌場であった。そして現在もそうであり、まさに聖地である。」
そのように仰せられます。
そして住職である私も⿓体を観る体験していました。
その観たものを図として描き、本堂に掲げていたところ、先述の⽅たちから、和尚さん、これはどうしたのでしょうか?私が感得したこの場所はこの絵のままですよ。
とさらりと⾔い切られました。
不思議体験は誰にでも有りますが、どう受け⽌められるかが⼤切だと思います。阿弥陀佛は宇宙の⽣命の根源であります。故に恵⼼僧都源信は、この地に阿弥陀佛霊像を奉安したと考えています。往⽣要集を著し、⽣涯に⼀千体の仏像を刻され、それぞれは瑞像として多くの念佛⾏者を導きます。そのことからも恵⼼の先徳はこの道理に直逹された三昧発得の⾏者であったといえます。私の感応道交に恵⼼僧都は時折、語りかけて下さいます。このようなことが起こるのは、宿世の縁に結ばれていればこそだと思われます。それ故に私は正福寺のご本尊様を【臍(へそ)の緒の弥陀】と名付けました。
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